イズミール到着!ビーチへGO
8月19日、早朝にイズミール到着。
イズミールは古代ローマの遺跡が残っていることで有名な都市。
でも僕たちが行きたいのはビーチ!!エーゲ海に浮かぶ真珠なんて比喩されるイズミールの、エーゲ海の方に行く僕たち。
当然下調べ無しなのでパッと調べてÇeşmeという地方がビーチがたくさんあって有名らしいので、チェシメ!チェシメ!!ってバス近くの人に聞くと、ちょうど今出るバスがあと2人!という状況に。
運が良すぎる僕たち。こういう時思うんだよなあ〜。この世界の主役って俺なんじゃないかって。
そんなことはさておき、チェシメに到着。
明らかに前に見えてくるのは海。チラッと見えてる海。
見えそうで見えないのが1番興奮するとか言うけどまさに今がその状況。
どーーーーん!!!
どーーーーーーーーん!!!!!
いや!!綺麗すぎ!!!そして雲ひとつない青空!ここは楽園かと思えた。
興奮冷めやらぬまま、ちょっと冷静になって思う。
まだ宿を取っていない。
これまでの間、野宿か空港で過ごした僕たちが何故ここで宿に泊まりたいかと言えば、それはただ単純に、
疲れました。
これ以上はキツイです〜〜ってなっちゃった。
だからとりあえず朝からホテルというホテルに突撃して、空いているかどうかと、値段交渉を試みる。
どこもかしこも大体が400リラ(8000円)と言われる。
僕たちの予算は150リラ。
じゃあ安いホテルを知らないかと聞いても安いかどうか分からないけどホテルは教えてくれるので行ってみる。
やっぱり400リラ。たまに500リラ。
満身創痍の僕たち。そこで思い出す。
最初のホテルがじゃあ300とか言ってたような...
もう一度そこに突撃してなんとか200リラまで下がらないかと交渉。朝食いらないから!お願いお願い!
ボスと連絡を取ってくれた。
交渉の末、200リラで泊まることに!!!
やったーーーーーーー!
受付の女性の名前はメディナというらしい。
メディナを溺愛しだす男2人。
メディナ〜メディナ〜しか言えんけど。メディナ英語分かんないらしいから。
メディナはとりあえずティーを飲むかと聞いてくる。飲み干すとまた飲むかと聞いてくる。一回のティーブレイクで3杯は飲んだ。
これはティーを作るためのヤカン。二段になっていて上に茶葉が入っていて、少しのお湯で淹れる。下はただのお湯。
上の段のティーをちょこっと入れて、下の段のお湯で薄めたら出来上がり。
メディナの淹れたティーはなんだかとても優しい味な気がした。気がしただけ。
荷物を置いて、昼食はケバブを食べ、店を周っていっちゃん安いビールを買ってビーチへ。
こんな写真も撮っちゃいますよ。そりゃあ。
朝とはうって変わって大勢の人で賑わっていた。
ひとしきり遊んだら相方のトラは寝ちゃった。
寝てる姿もエーゲ海の手によればこんな良い写真に。
宿に帰ると、なにやらホテルのスタッフが食べている。
これ。マンティらしい。
肉を生地で包んでいればなんでもマンティなのか?
ヨーグルトをかけて、胡椒と、荒削りの唐辛子と、オリーブオイルというシンプル極まりない味付け。
何これって言って近くづくと、食べるか?と言ってくれた。まあ食べたくて近づいたんだけど。
一口貰うつもりがこの皿全部食べていいよと言われたので2人で全部食べちゃった。優しすぎんだろ!
食べ終えた後はみんなでご馳走様でしたのイスラム式のお祈りをした。
これは昼食らしく、ここで思う。夕飯も一緒に食べたい。やっぱりみんなで食べると楽しいし会話ができる。
22時に夕食を食べるという。キッチンがあることが分かったので僕たちも食材を持ち寄って作ろうということになった。
買い出しの予算は削りに削って10リラ(220円)。パンとサラミとチーズを買って行った。
22時ごろディナー。
買ったものを見せるとトマトとシシトウと卵を割ってフライパンで煮込むという料理に大変身。何度か店で見たことあるやつだ。名前分からんけど。
写真撮るの忘れちゃった。
みんなで食べるのは楽しいね。
メディナはトルクメニスタン人で、まさかホテルのスタッフ。お調子者のスキンヘッドの男と結婚していて子供も3人いるそう。
男たちの恋は早くも終わりを告げられた。
人妻か〜とか言ってるトラ。うん。俄然いい女に見えてきた。
夕食を食べ終え、この旅初のベッドへイン!!うわあ〜。吸い込まれるようだ。
寝つきもよく気づいたら寝ちゃってた。